Designing Learning through Experience (by Uri)
動物実験を知ったことから始まったの高校生のプロジェクト
「動物実験」ことを伝えたい、その想いからオリジナル絵本を制作しました。絵本をつくって、手渡して、それで解決ではないはず。衝撃的な事実を、ダイレクトに伝えたいというのも少し違う。「動物実験をゼロにする」という活動を進めたいわけでもない。その難しささも理解できた。でも、「動物実験」のこと伝えたい。まずは知ってもらいたい。そのための伝え方にはどのような方法があるのだろう。オリジナル絵本を「絵本を読む」という方法ではない体験を通じて、この問いに向き合いました。
Design 01 | 「くぐる絵本」
くぐるという体験を通じて、動物実験の問題を伝え、子ども達の記憶に残ってほしいという願い込めた体験型の絵本展示を行いました。
(2022.04.16、Earth Day Tokyo、代々木公園)
Design 02 | 「ドームの絵本」
ダンボール製のドームを使って動物実験の問題を伝えるアニメーション展示と、空もお日様の光も知らない動物達に絵を描いて空を伝えるワークショップを行いました。
(2022.10.22、新渡戸祭、新渡戸文化学園)
Design 03 | 「空を伝えるキャンドルワークショップ」
広島県呉市豊町久比という島の子ども達と一緒にキャンドルを作るワークショップを行いました。
キャンドルのロウは雲の形をしており、空をイメージしています。
(2022.10.22 広島県呉市豊町久比)
Design 04 | 「靴を脱いで空に触れよう」
半紙と水のりで雲を作り、廊下に触れられる空の空間を作り出し、その下で私が描いた「そらってなあに おひさまってなあに」という動物実験を題材とした絵本を読んでもらいました。問題がより強く記憶に残り、考えるきっかけを与えられるような展示を行いました。
(2023.03.05、スタディフェスタ、新渡戸文化学園)
Design 05 | 「小さな絵本」
絵本を持ち帰ってもらい、家に帰った後も子ども達が動物実験の問題に少しでも触れられるような環境を作るため、小さな絵本を制作し、配布しました。
(2023.04.16、Earth Day Tokyo、代々木公園)
Design 06 | WS「空を見たことのない動物がいるのを知っていますか?」at 蔵書室ふもと
人それぞれ思い思いに空の絵を描く事で、色々な表情を浮かべた空をコレクション。その中から、皆で窓の景色にしたい絵を選び、箱の中にいる空もお日様も知らない動物(アニメーション)にお披露目をしました。
空を描く事で見えてくる社会課題を、五感で感じる事が出来る不思議なワークショップです。
空を描く事で見えてくる社会課題を、五感で感じる事が出来る不思議なワークショップです。
(2023.08.12、オリジナルWS、蔵書室ふもと/杉並区)
VIVISTOP NITOBE www.nitobebunka.ac.jp/vivistop
新渡戸文化学園 https://www.el.nitobebunka.ac.jp